2008年08月16日

松尾由美「ハートブレイク・レストラン」

松尾由美「ハートブレイク・レストラン 連作ミステリー」(光文社文庫)読了。
フリーライターの寺坂真以は、とあるファミリーレストランを仕事場にしている。
そのファミレスの隅の席にいつも座っている常連のお婆ちゃん。
とってもキュートで心優しいお婆ちゃんが、この本の名探偵だ。
客が話す不思議な事件の謎を見事に解いて、真以だけに教えてくれるのだ。
真以だけに話してくれるのは、お婆ちゃんにもある秘密があるから。

ミステリーとして好きなのは『ベレー帽と花瓶の問題』、すれ違う気持ちを解きほぐす『ロボットと俳句の問題』もはずせない。
聡明で優しくて経験豊富なこんなお婆ちゃんが、私の身近にもいてくれたらいいななどと、ついつい考える。
今度ファミレスに行ったら、隅の席を探してしまうかも。


☆この著者の過去の読了本
「雨恋」
posted by haru at 00:00| Comment(2) | TrackBack(1) | 本の話 ま行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
こちらの記事にトラックバックさせていただきました。
優しく聡明なおばあちゃん、幸田ハルさんが素敵でしたね。

トラックバックなどいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
Posted by 藍色 at 2008年09月16日 02:31
はじめまして。
お越しくださってありがとうございます。

幸田ハルお婆ちゃんは、かわいらしくて上品で本当に素敵ですね。
日常の謎ミステリーはとても好きなジャンルです。

遅読、遅筆なわたしですが、またお越しください。
Posted by haru at 2008年09月18日 22:56
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ハートブレイク・レストラン、松尾由美
Excerpt: 装画は下敷領泰将。「小説宝石」掲載の連作短編集。 現代社会の問題や恋愛をテーマに、ミステリやSFのテイストで描くのが特徴で、 近未...
Weblog: 粋な提案
Tracked: 2008-09-16 02:28
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