2010年02月15日

畠中恵「ちんぷんかん」

畠中恵「ちんぷんかん」(新潮文庫)読了。

ページを開いて、若だんなや妖たちに出会えるのがとても楽しみな「しゃばけ」シリーズ第六弾。

五編が収められている中で、好きな話は、おっかさんとおとっつぁんの馴れ初めを描く『男ぶり』と、『はるがいくよ』。
表題作『ちんぷんかん』で、松之助兄さんの縁談に思い悩む若だんなと、自分に自信の持てない弟子秋英へ、寛朝がかける言葉もとてもすき。

いつまでも変わりたくないと願っても、止まることなく時間は流れ、昨日と同じものはひとつとしてない。
どんな形であれいつか別れはやってきて、だからこそ、今を一生懸命生きなければと思う。

今年も桜が咲いたら、若だんなのことが好きだと言った小紅のことを思い出すだろう。
春はもうすぐ。
タグ: 読書 畠中恵
posted by haru at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 は行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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