2010年03月12日

江村洋「ハプスブルク家の女たち」

江村洋「ハプスブルク家の女たち」(講談社現代新書)読了。

タイトル通りハプスブルク家の女性たちと、王家の結婚についてスポットをあてた本。

先日読んだ「名画で読み解くハプスブルク家12の物語」とは同じ人物を取り上げていても、ずいぶん違う印象を受ける。
その違いも知りたくて読んだのだが、この本の方が女性に冷たく思えたのは、著者が男性だからだろうか。

女性は「子供を産むための道具」などという記述が何度も出てくると、胸が痛くなる。
時代に翻弄された女性もいるけれど、荒波に立ち向かった女性や恋を貫いた女性をみると、なんだか嬉しくもなる。

650年も続けば、色々な人物がいるのは当然のことだけれど、地位や権力よりも愛を選んだ男がいたり、地位も愛も両方手に入れようとした男がいたり、そういうあれこれがやっぱりとてもおもしろいと思う。
posted by haru at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 あ行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。