2010年03月20日

紺野キリフキ「はじめまして、本棚荘」

紺野キリフキ「はじめまして、本棚荘」(MF文庫)読了。

すごく気になる作家の最新作。

『昔はねえ、お家賃というのは本で払ったものですよ』
こんな冒頭の一文だけで、うれしくなってしまう。

主人公はとげ抜き師をしている姉に留守番を頼まれ、本棚荘という本棚だらけのアパートで暮らすことになる。
そこで出会う人たちは、葉っぱのはえた女性や、猫芝居をする猫遣いに、捨てられた野良サラリーマン…??
わかったようなわからないような、でもやっぱり気になって読まずにはいられない。

不思議な人たちが繰り広げる物語は、奇妙でちょっぴり切なくてなんだかやさしい。
この手触りが心地よくて、とてもすき。

最後に、解説を読んでびっくり。
著者・紺野キリフキさんって男性なんだ。
ずっと女性だと思ってました。ますます気になる。


☆この著者の過去の読了本
「ツクツク図書館」
posted by haru at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 か行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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