2013年02月25日

加納朋子「少年少女飛行倶楽部」

加納朋子「少年少女飛行倶楽部icon」(文春文庫)読了。

中学校の部活で、飛行クラブ。活動内容は『空を飛ぶこと』って一体どうするの?と思いながら、とても楽しく読んだ。
飛行クラブのメンバーはとても個性が強くて、『「尊大」という言葉の見本みたいな』いつも偉そうな部長とか、『全身で依存してくる』主人公の幼なじみとか、人の悪口が大好きな同級生とか、考えただけで気がめいっちゃうような人たちの中で、主人公は奮闘していく。
一見関わりたくないと思うような相手でも、いろんな気持ちや事情を抱えていて、そういうことを受け入れて一緒に空を飛ぼうとする主人公たちを、心から応援したくなる。

『「僕は自分で何もできないのが悔しい。責任をとれないのが悔しい。自分がただの中学生だってことが悔しい。」』
『「大人が動けば、そりゃ物事は動く。だけどな、その大人を動かしたのはおまえらだよ」』

ラベル: 読書 加納朋子
posted by haru at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 か行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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