2008年04月22日

『蜷川幸雄と「さいたまゴールド・シアター」の500日』

橋田欣典・須賀綾子・強瀬亮子・埼玉新聞取材班『蜷川幸雄と「さいたまゴールド・シアター」の500日 平均年齢67歳の挑戦』(平凡社新書)読了。
「これからの人生を、プロの俳優に賭ける人」という蜷川の呼びかけに集まった、平均年齢67歳の普通の人たち。
芝居経験のない素人の高齢者を集めた劇団の、結成から第一回本公演までの日々の成長の記録だ。
思い通りにはなかなか動けない体、病気や怪我や、進まないせりふ覚えなど、老化との闘いの中で、ときに厳しいダメ出しを何度も受けながらもぶつかり合っていく蜷川と劇団員たちの様子に、何度も涙がこぼれ落ちそうになった。
どれだけダメ出しを受けてもあきらめない、残りの人生をもう一度自分と向き合いたい、夢を追いかけたい。
年齢を重ねた人の力強さに頭が下がる思いがする。
30年後、私もこの人たちのように生きられているだろうか。
この本に出会えてよかったなと思った一冊。
posted by haru at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 は行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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