2008年05月24日

畠中恵「とっても不幸な幸運」

畠中恵「とっても不幸な幸運」(双葉文庫)読了。
ちょっとクセのある常連客ばかりが集う『酒場』という名の酒場に、『とっても不幸な幸運』という商品名の缶詰が持ち込まれる。
缶を開けると不思議な幻影があらわれ、開けた者を奇妙な出来事に巻き込んでいく。その騒動を描くファンタジックミステリー。

缶によって動き出した奇妙な出来事に、ひねくれものでちょっと乱暴な店長と、個性的な常連客たちが推理合戦をはじめ、その会話もとても楽しい。
店長が出す料理はどれもおいしそうで、『アボカドと海老のサラダ』や『里芋のゆず味噌煮』、『熱いマッシュポテトに、おろしたゴーダチーズを混ぜ込んだ』という『チーズシチュー』などなど、どれも食べてみたいものばかり。
すっかり自分も『酒場』の常連になったような気分で楽しんだ。


☆この著者の過去の読了本
 「まんまこと」
タグ:畠中恵 読書
posted by haru at 00:00| Comment(2) | TrackBack(1) | 本の話 は行の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
店長と常連客たちの会話が生き生きしていましたね。
缶は怖いので、ほしくありません。

トラックバックさせていただきました。
Posted by 藍色 at 2008年10月05日 03:53
トラバありがとうございました。
もしも缶が手元にきてしまったら、優柔不断なわたしは缶のことで頭が一杯になって、開けるか開けないか何日も悩みつづけそうです。
でも、『酒場』には一度行ってみたいですね。
Posted by haru at 2008年10月07日 23:36
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