2008年01月05日

今年最初に読んだ本  ケストナー「飛ぶ教室」

ケストナー 丘沢静也/訳「飛ぶ教室」(光文社古典新訳文庫)読了。
この本が素敵なのは、少年たちがまっすぐなことと、まわりの大人たちがその子供たちや子供だった頃の自分に対して正直なこと。
この本を読んだのは今回が初めてで、子供のときに読んでいてもきっと大好きになったと思うけれど、今出会えたこともとても幸せだと思った。

本を閉じて、思い出したことが一つある。
高校3年のときだった。あこがれていたアーティストのライブに友人と行くことにしていた。
けれど間の悪いことに、ライブの当日補習授業と入試説明会が予定されてしまった。
すべてが終わってからでは間に合わない。
途方にくれた私たちは2人の先生に相談した。
そして当日、入試説明会を抜け出し、他の先生には内緒で駅まで車を飛ばして送ってもらったのだった。
「勉強も大切だけれど、時には息抜きも必要だから。楽しんでおいで」と送り出してくれた先生。
私たちはとても恵まれていたのだ。
ラベル:読書
posted by haru at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の話 海外の作家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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